まろんです
お久しぶりね
今日は久しぶりのブログなので
ちょっと長くなりそうだわ
前回の記事からだいぶ経ってるから
いくつか写真を載せるわね
この写真は6月19日のあたしよ
かわいいでしょ
まあ当然よね(笑)
この頃は元気に過ごしていたわ
もう暑くなってきたからゼリーを貰うと
速攻でペロっと食べちゃってたわね
え!あたし死んでる?!
まだ死んでないわよ(笑)
この家に来て3か月くらい経ったかしらね
ようやくここにも慣れてきて
横になって寝れるくらいに
気を許せるようになったけど
まさかこんな姿を盗撮されてるなんて思ってなかったわよ
うさぎはね
横になる時にバタンって倒れるのよ
知ってた?!
犬とかみたいにゆっくり横になれないの
体の構造からして、それは仕方がないんだけど
どうやってもバタンって横になるしかないのよね
自分で言うのもなんだけど不便よね
ほら見て
手に乗せておやつを食べるのよ
あたしはとっても上品でしょ
これは7月の上旬の写真だわ
固いものでもバリバリ食べて
食欲旺盛だったわね
これは7月下旬の写真ね
いつもママがたくさん撫でてくれたわね
あたしはそれが気持ちよくて伏せの格好になってしまうの
そうすると両手で全身を撫でてくれて
とっても幸せだったわ
うさぎはね
抱っこされるのはあまり得意じゃないけど
撫でられるのは大好きよ
8月に入って久しぶりに血尿があったわね
ちょっと体調が崩れたかしら
8月7日木曜日
今日はなんだか食欲が無くて調子が良くないわ
ママやパパも心配して撫でてくれたりしたけど
今日はそっとしてほしいところよ
しばらく様子を見たけど食欲も無いし
水も飲む元気もないから
それを見かねてお医者さんに連れてってもらい
またぶっとい注射を打たれたわ
前回はそれと同じ注射で元気になって
次の日は食欲復活したけど
今回は次の日もまったく食欲どころか
とりあえず喉が渇いたからお水を飲もうと
立ち上がるんだけど、よたってしまい
身体が言う事をきかなくなったのよ
スポイトで水を飲ませてくれるけど
なんだかお腹が張ってうまく飲めないの
うさぎはね
草食動物だから
栄養を蓄えることができないの
だから常に食べているでしょ
うさぎなどの草食動物の胃腸には
特殊な菌が住んでいて
常に食べ物が入ってきては
その菌が活性化して体に栄養を作ってくれるのよ
だから食べ物が入ってこなくなると
その菌自体が活動することができなくなるので
その大切な菌たちは死んでしまうの
そうすると
仮に食べ物が入ってきても
その菌たちが居ないと
体に栄養が回らなくなるので
もう終わりって感じになるわよね
だからうさぎは食欲がなくなると
すぐに死んでしまうって言うでしょ
まあ、あたしの病気は子宮が腫れてきて
お腹が張ってくるの
そうすると胃腸が窮屈になってきて
食欲が無くなってくるわけね
今回もその腫れを押さえる薬をもらったけど
前回は効いたけど
2回目は無かったということになるわね
これは8日(金)の写真よ
具合が悪くなってから次の日だけど
もう食べず飲めずで
手の施しようがない状態だけど
ママはずっとあたしを抱っこしてくれてたわね
ときどきお腹が張って痛くなるときは
手足をバタバタさせて落ちそうになったりしたけど
それでもあたしのお腹を撫でてくれたり
話しかけてくれてたわよね
数時間おきに
床ずれにならないように
あたしの向きを変えてくれたわね
辛くて涙が出てくるから
目ヤニを拭いてくれたわね
うさぎは食べなくなったらすぐに死ぬと聞いて
その日の夜に長女にもあたしはもう残り短いという話しをして
パパが長女にあたしが死んだあとの話しや
これまでに幼稚園でお世話をしていた頃の話しなどで
さすがに12歳にもなると
あたしのことでたくさん涙を流してくれたわね
みんな、ありがとう
9日(土)になると
もう痛みとか通り越してきたみたい
一番つらいのは過ぎた感じがするけど
なかなかお迎えが来ないのよね
ママは昼夜あたしの看病で、ほぼほぼ付きっきりで
疲れてきているみたいだし
パパも案外すぐにはいかないんだねって
そんなに簡単に殺すんじゃないわよ
このジジィが!
あら、ちょっとお口が悪くなっちゃったわ
この「ジジィ」というのはママのアフレコなんだけど
週末になると二人パーティがあるので
夜中の3時まではあたしの部屋が暗くならないの
それで、よく夜中にゲームをしている時に
ママのアフレコで「いつまでゲームしてんのよ」とか
「そんなにあくびするくらいなら、さっさと寝なさいよ」
「横になった時にアンタの顔にう〇こ、飛ばすわよ」
とか言うと
パパが「たまにはいーじゃん、ババァ」とか
「おう、こっちもう〇こ投げてやろうか、ババァ」って
「ジジィ」「ババァ」と言い合うようになったわけ
だけど、もうジジィ・ババァって言いあうことも
出来なくなると思うと寂しいわね
けっこうクセになって楽しんでたのよ
死ぬときにはお迎えが来るっていうでしょ
パパがまろんのお迎えは
やっぱり双子の「しろん」かなって言ってたけど
あの子はね
幼稚園の頃からちょっと人見知りだったから
人間がいると近づきにくいのよね
パパもこの家には結界が張ってあるから
しろんが入ってこれなくて
いつまでも連れてってもらえなくて
まろんも苦しんでいるのかもって
2か所の結界のお札?を外してくれたの
まあ、悪い霊が入ってこれないだけで
身内は入ってこれると思うんだけど
しろんの為にはその方が入ってきやすいかもしれないわね
10日(日曜)になり
もうそろそろあたしの意識も薄れてきたみたいだわ
いい加減、しろん、迎えに来てよね
呼吸のときに鼻がピーピー音が鳴るようになったし
ママやパパに話しかけられても
ちょっと何言ってるのか聞こえずらくなってきたわ
どうやらあたしがいつまでも苦しんでいるように見えたみたいで
かかりつけのお医者さんに電話したら
近くにいないので見ることが出来ず
他のお医者さんを紹介されたの
そのお医者さんは以前に犬を飼っていたころに
かかりつけだったらしくて
パパの情報が残っていたので
事情を話して、せめて痛み止めなどあればってことで
夕方にそのお医者さんに向かったの
その先生はとても親身に聞いてくれて
今の時点ではもう痛みは通り越していると思うけど
それなりの注射をしておくということで
注射をしてもらい家に帰ったわ
帰ってからママが目を離したすきに
しろんがあたしのところに来たのよ
ホントにこの子は人見知りだから困ったものよね
まあいいわ
これでやっとあたしも楽になれるわ
ママはあたしの死に目を見届けたいって
それでずっとそばにいてくれたのに
最後にママには申し訳ないことをしたわね
ごめんなさいね
文句があるならしろんに言ってね
そして、これまで大切にしてもらって
とくにママには感謝してるわよ
本当にありがとうね
最後は2~3日苦しい思いをしたけど
それでも前の日まで普通に食欲旺盛でいられたし
まあ、ぽっくりいけた方なんじゃないかしら
幼稚園のころから4人の子どもたちと関わってきたこと
今でも忘れてないわよ
みんな、あの頃はクソガキだったから
あたしの扱いはあまり上手じゃなかったけど
まあ幼稚園児だからしかたがないわね
許してあげるわ
それより、この家に来てから撫でてくれたり
部屋で一緒に遊んだのも楽しかったし
あたしが死んだ次の日に
火葬のための出棺までのあいだに
みんなが撫でてくれたわね
その時にはもうあたしは部屋の上から見てたけど
心の中では泣いてくれてたのね
みんな、ありがとうね
ママやパパも最初の2日間は
たくさん泣いてくれたわね
今思えば、最初に医者に行った翌日に
痛み止めを貰いたかったけど
もう今となってはどうでもいいわ
しろんもねー
あたしが苦しんでいる時に
部屋の外から見てたって言うから
なんですぐに入ってこなかったのよって
ちょっときつく言ったら、しゅんってしちゃったの
それも、もう今は許すわよ
それでも49日までは
この辺にいるからそれまではあたしの思い出話しで
盛り上がってちょうだいね
ちゃんと聞いてるからね、ジジィ!
13日に火葬したお骨を受け取りにいくらしいけど
そしたら、こないだキレイに洗ったケージに
お骨を置いてご飯をお供えして
線香をあげてくれるらしいわね
あたしの魂はまだすぐに居なくなるわけじゃないけど
これまでの短い間だったけど
あたしにとってはとても幸せだったわよ
あたしが幼稚園にいる頃から
一緒に暮らしたいねって言ってくれたママ
ちゃんと覚えてるわよ
あたしもそうなったら幸せだろうなって
けど、なんとなくそうなるんだろうなって思ったわ
あの人が言うと、そうなるみたいね
ママと一緒のひとときは
本当に幸せでした
感謝してるわ
ありがとうね